2022年6月30日木曜日

5月30日

 工事場の野草

公園南側の工事が進んでいます。
造成した地面から様々な野草が芽を出し花をつけていますがその一部を。

ヒメジョオン
春の野原の代表的な花ですね。
日の当たる場所で一気に花を咲かせています。

ヒルガオ
工事現場の金網に沢山のツルを絡ませています。
小型の朝顔のようできれいな花です。

クサノオウ
葉や茎をちぎると匂いのするオレンジ色の汁が出るが、
クサとは瘡のことで薬草の王様という意味です。

イタドリ
別名スカンポでお馴染み。子供の頃酸っぱい茎を食べたけれど
若葉を止血に使い痛みを取ることからこの名が。

スズメノカタビラ
イネ科の植物の名前はなかなか覚えられません。カタビラとは
単衣の着物のことでその襟に似ている小さなくさという意味です。

イヌムギ
外来種の牧草ですが、麦のようでも食べられないのでこの名が。
芝生の中に広がって除草が大変です。

ギシギシ
なぜギシギシというかはよく分からないそうですが
若芽を天ぷらなどにして食べると美味しいそうです。

シロザ
土地を造成すると真っ先に生えてくるパイオニアプランツ。
ほうれん草と同じ仲間なので食べると美味しいらしい。

アカザ
シロザと兄弟で新芽の色で名前が異なる。
シロザと同じでおひたし、胡麻和えなどで食べるそうです。

ハハコグサ
春の七草の一つオギョウ(御形)はこの花のこと。
ということで若い葉や茎は食べられます。

チチコグサ
なんか枯れかかった花のようでみすぼらしい感じです。
ハハコグサに対してつけた名前で、食べられるのかは?です。

ヤブジラミ
名前が可愛そうな野草は色々あるけれどこれも代表的なもの。
そしてオナモミなどとともに通称ヒッツキムシの代表でもあります。